こんにちは。行政書士(Administrative Scrivener)の鹿間英樹(しかま ひでき)です。
「技術・人文知識・国際業務(Engineer/Specialist in Humanities/International Services)」のビザ(Visa)で、日本(Japan)で働いているみなさんへ、お話しします。
最近、「転職(Job Change)したい。でも、ビザはそのままでいいの?」という質問(Question)がとても多いです。 実は、転職すると、在留資格(Status of Residence)の更新(Renewal)や継続(Continuation)に問題(Problem)が出ることがあります。
もしルール(Rule)を知らないで転職すると、次の更新ができなくなることもあります。 そうなると、とても困りますよね。
そこで、今日は、「転職するときに気をつけること(5つ)」を、わかりやすくお話しします。 私が入管手続き(Immigration Procedures)の仕事で相談(Consultation)を受けた、本当にあった話(Real Cases)も紹介します。
ビザのことで失敗(Mistake)しないように、ぜひ最後(Last)まで読んでください。
新しい仕事を見つけたら、まず「この仕事は、私の技人国ビザでできる仕事?」と考えてください。とても大切です。
エンジニア、通訳(Interpreter)、デザイナー、マーケティングなどの専門的な仕事(Professional Job)ならOKなことが多いです。でも、お店のレジや、誰でもできる簡単な作業(Simple Labor)は、技人国ビザではできません。
実際にあった例:
Aさんは、IT会社(IT Company)から料理店(Restaurant)に転職しました。でも、新しい仕事は「料理を作る」だけでした。これは技人国ビザではできない仕事です。次の更新(Renewal)で不許可(Not Approved)になりました。
大学で勉強したことや、前の仕事と、新しい仕事が関係あるかも、少し考えてみてください。
「この新しい仕事、本当に大丈夫かな…」と心配な時。大丈夫、入管(Immigration Office)に「この仕事は技人国ビザで働けますか?」と聞いて、OKの紙をもらう方法があります。その紙の名前は「就労資格証明書(Certificate of Authorized Employment)」です。絶対に必要ではないですが、もらうととても安心できます。次のビザ更新も簡単になるかもしれません。
就労資格証明書をもらう方法:
1. 入管のウェブサイト(Website)から申請書(Application Form)をダウンロード(Download)します
2. 必要な書類(Documents)を準備します(新しい会社の情報など)
3. 入管に書類を出して、約2〜4週間(Weeks)待ちます
【大事なルール!】
もし、新しい仕事が技人国ビザのルールと違う仕事(例えばレストランのウェイターだけの仕事、介護の仕事など)なら、絶対に、その仕事を始める前に「在留資格変更許可申請(Application for Change of Status of Residence)」をしなければなりません。
新しい会社に入ったら、14日以内に、必ず自分で入管(Immigration Office)へ「新しい会社で働き始めました」と知らせる書類(所属機関に関する届出 - Notification concerning the Accepting Organization)を出さなければなりません。これは法律のルールです! 忘れないでください。
実際にあった例:
Bさんは転職しましたが、この届出を忘れていました。次のビザ更新(Renewal)の時、入管から「なぜ届出をしなかったのですか?」と聞かれて、ビザ期間(Visa Period)が1年だけになりました。(通常は3年や5年)
もし忘れると、罰金(お金を払うペナルティ)があるかもしれません。次のビザ更新で問題になるかもしれません。本当に気をつけてください。
届出の方法:
1. 入管のウェブサイト(Website)から「所属機関に関する届出」の紙をダウンロード(Download)します
2. 必要な情報(Information)を書きます
3. 入管に郵便(Post)で送るか、直接(Directly)持っていきます
4. インターネット(Internet)でも届出できます(入管電子届出システム)
転職したばかりの時は大丈夫でも、ビザの更新(Renewal)の時、入管は「新しい会社はちゃんとしてる?」「ビザに合う仕事をちゃんとしてる?」「お給料は安すぎない?」などをしっかりチェックします。
だから、転職する時は、次の更新のことも考えて、会社や仕事を選びましょう。「更新だから簡単」と思わないでくださいね。会社の状態や仕事によっては、ビザの期間が短くなったり、更新できない(Not Approved)リスクもあります。
実際にあった例:
Cさんは大きい会社から小さい会社に転職しました。新しい会社は経営(Management)が良くなくて、税金(Tax)を払っていませんでした。ビザ更新の時、入管から「この会社は問題がある」と言われて、更新が難しくなりました。
新しい会社のお給料(Salary)が、同じ仕事をしている日本人より低すぎないか、ちゃんと生活できるか、よく確認しましょう。お給料が低すぎると、更新の時に「この給料で大丈夫?」と心配されるかもしれません。
働く約束の紙(雇用契約書 - Employment Contract)を見て、社会保険(Social Insurance)に入れるか、休みはちゃんとあるかなども、しっかり見てくださいね。
確認すべきポイント:
・給料(Salary): 最低でも月20万円以上あるといいです
・社会保険(Social Insurance): 健康保険(Health Insurance)や年金(Pension)に入れるか
・休み(Holidays): 週休二日(Two days off per week)はあるか
・残業代(Overtime pay): ちゃんと払われるか
実際にあった例:
Dさんは月給(Monthly Salary)15万円の会社に転職しました。その給料は、同じ仕事をしている日本人の半分(Half)ぐらいでした。ビザ更新の時、「この給料では生活が難しいのでは?」と質問され、更新が難しくなりました。
転職は良いことですが、私たち外国人にとってはビザ(Status of Residence)が本当に大切です。だから、よく調べて、ルールを守って、手続きは忘れずにしましょう!
もう一度、大切なポイントを確認します:
「難しくてよく分からない…」「心配だな…」と思ったら、一人で悩まないでください。専門家(Expert)に相談するのが一番です。
この記事のアドバイスは、私たち「行政書士しかま事務所」が、皆さまのようなビザで困っている外国人の方々を助けるために書きました。
私たちの事務所では、技人国ビザの人の転職の相談や、面倒なビザの手続きを手伝っています。
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